【妻ネタ】「それは違うと思う」の巻
妻さんは天然である。
本人に言うと眉をひそめ、首をかしげて「えー?」
どうにも納得できないといったご様子ですが、
それこそほんまもんの印なのである。
忘れもしない同居初日の5月29日の土曜日。
ガスの開栓がまだだったので、旧居に戻り、
ひとっ風呂浴びて帰ってきた私。
時刻は22時。
妻:「おかえりー」
私:「ただいま」
妻:「歯磨き粉借りたでー」
私:「うん?」
おかしいな、私がさっき探した時なかってんけどな。
見つかったんかなーと思いつつ、
洗面台の棚を確認しに行く。
―ないような?
私:「歯磨き粉、どこにあったー?」
トテトテと洗面所にやってくる妻さん。
妻:「これ」
私:「え」
これ?
妻:「うん」
私:「変じゃなかった?」
妻:「え?」
私:「これ…化粧落とし……」
妻:「え?!え?!(錯乱)」
私:「クレンジングジェルって書いてあるやん…」
妻:「だってクレンジングって書いてたから!歯のクレンジングかと!」
私:「いや、クレンジングっつったら日本では普通、化粧落としやろ。
あなたはいったいどこの人…」
そこまで確認しておいてなおかつ気付かないのか。
クオリティタカス。
妻:「だって!だって!こんなんに入ってるから!」
確かに歯ブラシを立てかけるための入れもんやけどさ。
ポンプ式の歯磨き粉て。
ジェル状の歯磨き粉て。
ていうか。せめて、
口に入れた時点で気付いてくれ。
磨ききったらしい。
余談。
これのせいかは不明ですが、翌日、声がかれまくりの妻さんでした。
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