記憶に残らない人になりたい
この間ね、結婚式の二次会の件で、
部長とち~にょんと 3 人でうちの近くで飲んだんですよ。
たぶん USEN だと思うけど、90 年代ヒット J-POP 特集
みたいなチャンネルがかかってて。
こうなんていうか世代的にどの曲も知ってるから
「オンリーユーきぃみが~ 君が 熱い恋をするなら~♪」
YouTube – [pv] love you only – TOKIO
ついうっかり口ずさんじゃうわけですよ!
相手はボクしかいないんだもん!
部:「あー、これツヨシの曲じゃなかったっけ?」
私:「ツヨシ! そうやったな懐かしい~!」
ち:「ツヨシ……?」
私:「『ツヨシしっかりしなさい』っていう大変地味なアニメが昔あってな……」
部:「そうそう」
ち:「なんで皆そんなにアニメ詳しいん?」
部:「いや……! 俺は別に……年代的にやな、この辺は知ってるだけで!」
そんな必死に否定しなくてもよくね?
「ツヨシは初代草食系男子」
ってどっかに書いてましたが言い得て妙w
この後もツヨシについてほんのちょっぴり会話してたら、
カウンターのお姉さんが笑顔で
「この前もアニメの話されてましたよね?」
私:「なっ……えっ?」
え、この前って、2 ヶ月近く前なんよ。
それ以前もちょくちょく来てて、毎回アニメの話してるってんなら
アレですけど、私、このお店 2 回目なんですけど……!
私:「よく覚えてますね……」
お:「ほら、大事マンブラザーズバンドについて話されてたじゃないですか」
大事マンブラザーズバンドが大事マンブラーザーズオーケストラになって
帰って来たっていう話をしたようなしてないような……
オリジナルメンバーはボーカル一人だけっていう……
お:「なんかすごい共感して『うんうん』って聞いてたんですよ!」
ぬあああああああああああああ
オラァなんの話をしてたんだああああ!!1
大事マンブラザースバンドについて共感されるような何か?!
全然わからんのですけど!
ってかお姉さんなんでそんなに覚えてるの?!
* * *
これまた先日。
二次会でやる曲のスコアを渡すために、
はたりんとたこくん(元にくQ鬱ギター)呼び出して居酒屋行ったのね。
スコア渡すだけですよ。
そう、スコア渡して、残業してご飯食べる暇なかったから
パート分けの話して貰いながら、ちょっと軽く食べて飲んで、
帰るつもりでしたよ、当然ね。
しかぁし、音楽の話はひとつもせずに気付けば 23 時過ぎ。
「かいねさんは歩いて帰れるからお前ら時計見ときなさいよねッ」
ってちゃんと言ったのによ?
あれ、1 時?
なんで帰らないのおまえらああああああああ
私:「かいねさんは帰りますよ」
た:「ダメですよーだって僕たち二人でどうするんですか!」
私:「二人で仲良くサウナでもいけばいいやん!」
※ たこくんはサウナ常連らしい
は:「嫌やー、俺サウナ行くんやったら漫画喫茶行く」
どうでもええわ!
結局朝までいるハメに……
変Tだけなら確実に放置して帰るのにたこくんがいるとなぁ……
たこくんは 19 歳から 3 年ほどにくQにおったのね。
最初はもちろん未成年やからお酒は勧めてなかったんやけど、、
「振り返ってみて、にくQ入ってよかったなぁってことある?」
って聞いてみたら
「『ああ、別に朝まで呑んでもいいんや』って思うようになりました」
ダメだわ。
なにがって言うのもアレなくらいダメだわ。
その後、お母さんの哀しいエピソードを聞いて申し訳ない気持ちがブースト。
私がなんかたこくんに罪悪感を抱くのはこの辺のせいに違いない……!
まぁ、そんなたこくんも長年付き合ってる彼女と来春に結婚するとか。
いやめでたいねぇ。
で、また二次会幹事なの俺?
いいけどさ……(´Д`;)
んで、2 時くらいか?
「あのーすみません伝票にね、ハイボール 13 杯ってなってるんですけど、そんなに飲まれてないですよね?」
店員さんが申し訳なさそうに聞いてきた。
ここは全部専用の端末から注文するようになってて、
基本的に間違いはなさそうやねんけど、
何杯呑んだとか数えてないやん?
私:「うーん、さすがに 13 杯は飲んでないような気が……」
た:「僕もそう思います」
店:「ですよねえ?(笑顔)」
私:「結構飲んでると思いますが、13 杯は……」
店:「ですよねえ?(笑顔)だいたい何杯くらいだと思われます?」
た:「ええ、ちょっと覚えてないです」
店:「でも結構飲まれてますよね?」
私:「そうですねえ」
店:「こちらで適当に減らしておきますね(笑顔)」
でもよく考えたら 13 杯くらい行っててもおかしくはないなー
なんつて思ったりしたかもしれないけど、だって数えてないんだもん。
店員さんは終始笑顔で去って行った。
んで、結局、音楽の話はほとんどせずに気がつけば 5:45!!
始発ならもうちょっと早く出てもよかったやん!
あ、ハイボール何杯だったかレシートで確認するの忘れたわ。
ええ、その日はもちろんエライ目に遭いました。
* * *
翌々日、なっちゃんの日傘を忘れてきたことに気付く。
「気に入ってたのにー」
とブチブチ言われる。
自分もこの間私の傘なくしたくせに……(´Д`;)
お店に電話。
「忘れ物についてお伺いしたいんですが」
「はい、いつの分ですか?」
「水曜日なんですけど、黒の日傘……」
「あー、ハイボールの!」
なんかもう泣きたいよね。
* * *
職場でのちょい前の話。
1 年ほど前に食堂がリニューアルして、
営業時間が短くなって使いにくくなったので
半年くらい遠ざかってたんやけど、
最近また節約のために使うようになって。
「A ランチください」
注文したのに、おばちゃんが不思議そうにこっち見るのよ。
聞こえなかったのかなと思って、もう一度、
「A ランチください」
そしたら
「間違ってたらごめんなさいね、物凄く久しぶりじゃない?」
「へ……? あ、半年ぶりくらいですが……」
確かに久しぶりなんですが、なんで?
「あ、やっぱり?」
ご満悦のおばちゃん。
だからなんで?(´Д`;)
なんでわかるのーーーーーー?!
居酒屋で覚えられるのは百歩譲って酒が入ってうるさいからだとしよう。
でも食堂のおばちゃんとなんて注文のやり取りでしかしゃべったことないし、
割とよそ行きの声出してるのに!!
しかも、おばちゃんは毎日百人近く捌いてると思われるのに、
(数年単位でお客さん入れ替わるし)
別にそれまでだって毎日利用してたわけじゃないんですよ。
なんで半年ぶりの一客である私を識別できるんだろう。
不思議……。
おばちゃんの記憶力がすごいのか、私が特別覚えられやすい人間なのか。
前者であることを切に願う。
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