名前で呼ぶな

2004/11/03

昨日は、某氏と夕方から0時過ぎまで飲んで、別れてから、
新地の R さんとこへ久々に顔出しに行ったのです。

店入って、席に着くなり隣の男が

男:「お姉さん、こいつと付き合いません?」

ワ:「は?」

男:「こいつね、いい男なんです。今度結婚するんですけど、
   相手は幼馴染で、一回も浮気したことないんですよ!!
   だからね、お姉さん、こいつに遊びを教えてやって下さい!」

ワ:「(結婚するらしい男性に向かって)そうなんですか、おめでとうございます」

男:「お姉さん、聞いてはります?!」

ワ:「 R さん、ターキーロックなー」

男:「ねえねえ、こいついい男でしょ?!」

台詞形式で書いてると鬱陶しさ満開やから、箇条書きでまとめると、

  • 30 代半ばの大学の同級生 3 人組みらしい(男 2 人、女 1 人)
  • 私に声をかけた男を「童」結婚する男を「婿」とする
  • 童と女は婿が結婚するのが淋しいようだ
  • なんかして婿の興味を嫁以外の方向に惹きたい
  • で、浮気しろだとかもっと遊べとか
  • 婿はひたすら私に気を遣い「すみません」を連発

童:「お姉さん、お名前はなんて言うんですか」

R:「かいねちゃん」

ワ:「(おわ、簡単にゆーてくれるなおい)」

童:「かいねさん、趣味はなんですか」

ワ:「競馬」

童:「(言葉に詰まる)…この男いい男なんですよ!
   だから付き合ってやって下さい!教えてやって下さい!

ワ:「(返しそれしかないんかい)あのね、それって私になんかメリットあるんですか?

童:「…………かいねさんにメリットは……

    ……数秒経過……

   全くありませんね!!!

ワ:「(天然ですか…)しかもなんで私が教える立場確定?
   お兄さんよりは若いつもりなんですけどね」

童:「そうでした。失礼ですよね。でもね、こいつほんまに(以下略」

無視。婿が「ほんますんませんすみません」を繰り返す。

婿:「(話を何とか変えようと)かいねさんはもうここ長いんですか?」

R:「ソウネ、かいねちゃんはもう 6,7 年になるかな…」

婿:「じゃあ、開店当初からの常連さんですかー」

ワ:「もうそんなに経つんかなぁ」

童:「ええ、かいねさんっておいくつなんですか?」

ワ:「(またこいつ…)」

R:「ソウネ、確かあの時、かいねちゃんは 12 歳やったから、

   今は 19 歳?

…ブッ!!

真顔で言うなよ R さん!!!おもくそ噴いたやん!!

童:「え?!かいねさん 19 歳?!若っ!わーい 19 歳触ったったー」

わき腹つつかれた。

ワ:「いや、ありえないですから。ね。つつくなボケ」

R:「ジョウダンよー」

童:「かいねさんはどんな男性がタイプですか?(聞いちゃいねー)」

ワ:「男の人に性的興味はありません」

(後日談:この話をち~ちゃんにしたら「エサ与え過ぎ!」と言われた)

童:「ええ?!(すんげえでっかい声で)かいねさんはレズですか?!

なんなんだろうか、この無礼千万男は。

ワ:「うん、そう。やからごめんね」

童:「ほんとに(以下略」

ワ:「もうええっちゅーねん!」

童:「もったいない!!」

この辺から、だんだん見えたきた。
最初は鬱陶しかったけど、展開がおもろくなってきたので、
色々探りを入れてみた。以下が判明したこと↓

  • 童は彼女が欲しい
  • 童と女は以前に関係を持ちかけたことがある
  • 童は女に未練がある模様
  • しかし全く相手にされていない
  • 婿をだしにして誰かれ構わずちょっかいをかける
  • 女は異性から「いい人」としか言われない男を弄ぶ小悪魔
  • 女は潜在的両刀なかほりがする(お姉萌えタイプ)

話を振ってみると、女がべらべらしゃべってくれる。

女:「こないだ、合コンしたんですよ」

ワ:「ほーお」

女:「童がねー気に入った子いたらしいんですけど、最中には全然そぶり見せんくて」

童:「……」

自分の話になると急に静かになる童。

ワ:「その人はどんな人が好みなんです?」

女:「頭いい人やねんて」

ワ:「ああ、じゃあ選ばれなさそうですよね」

女&童:「―――――――ッ!!」

女:「私でも言うのためらった台詞をさらっと…」

初対面の人間に不倫を強要するのこそ
ためらって欲しいんですけど。
これくらいの反撃はかわいいもんやろ。

ワ:「純粋なんですね、童さんは。割と嫌いじゃないですよ」

童:「(急に元気)じゃあ今日は僕と一緒に!!」

ワ:「絶対嫌」

あかん、私の S スイッチが入ってしまった。

ワ:「○○さんは童さんダメなんですか?いい人そうじゃないですか」

童:「いや僕のことはいいんですよ!!」

女:「うううん、コレはただの友達。かいねさんのほうがいいー」

なんて言いながら私にくっつく。
可哀相な童……(目がずっと笑っている私)

しかし、問題発言をした後からこのお姉さんにやたらと
にじり寄られている私。髪の毛触られるわ、乳揉まれるわ…。
あんまり近づくとほんまに持って帰りますよ?

さんざんおちょくってて、気付けば 2 時過ぎ。
賢明にも婿は 1 時くらいに「終電で帰る」と
二人の制止を振り切って帰っていた。
(今日は彼だけが仕事らしい)

3 時くらいまで飲んでて、さすがに私も限界で帰ろうとして、
財布を取り出…ってないがな、財布。家に忘れてるわ…
野口英世のニュータイプ千円が 1 枚あるだけ。
しゃーないな、今日はツケにしといて貰うか…。
と、言い出すタイミングを見計らってたら、

童も何やら帰るそぶりを見せ、清算しようとしててんけど、

R:「イチマンヨンセンエンニナリマス」

と言われて凍りついてた。

童:「おれ、一万円しか持ってない…カードいけます?」

ノー、キャッシュ・オンリー。

童:「(女に)なぁ、ちょっと金貸しといてくれへん?」

女:「えー、あたしも持ってないー」

あかん、マジでこいつおもろすぎ。
途中で女が「シャンパン飲みたーい!」って言って、
R さんに買いにいかせたのよ。
R さんは「別にいいけど、シャンパンは高いよ?いいの?」
ってちゃんと言ってくれてたのに…。

私も無理やりとは言え、そのシャンパン半分以上飲んでるし
なんか見捨てるの可哀相になってきたから(童は女に振り回されすぎ)

ワ:「 R さん、ちょっと出ていい? 30 分くらいで戻ってくるから」

R:「イイヨー」

でタクシーに乗り込み、自宅に戻って財布を持って再入店。

R:「あ、帰ってきた」

女:「あ!!かいねさん帰ってきたぁーー!!」

ワ:「いや、帰ってくるって言ったじゃないですか」

私が出てる間にもう一人お客が増えていた。
視線に気付いた R さんが、こっそり耳打ちしてくれる。

R:「彼ネ、これ(オカマポーズ)やねん。ボクのことむっちゃ好きやねん

いや、外人はほんまストレートやんな。。
こうやって客の個人情報バラまいてしまうマスター※なんだが、
何故か愛されキャラな R さん。お徳な性格やわ。。。

※ 本人が口止めしたこと以外はしゃべりまくる。
  わざわざ口止めするほどのことじゃないけど、
  普通は言わんやろって思ってたらひどい目に遭う。

帰ってきてからも、ことあるごとに童が話を蒸し返し、
レズレズでかい声で言うからおかまちゃんにも興味を
持たれてしまい、もうひどいことに。

女はおかまちゃんにキスしまくってるし。
ああ、おかまちゃんすげー嫌そう…
ああ、童が嫉妬してる……

あかん、この人ら観察してるのおもろいけど、もう眠い…

シャンパンの分ちょっと上乗せして払って、
女がしがみつくのを説得し(最後は童が引き剥がした)、
おかまちゃんにまで「もう帰るんですか」を残念そうな顔をされ、
ぐわんぐわんする頭を押さえタクで帰った。
もともと今日は近況報告だけして、1 杯飲んだら帰ろうと
考えていたことを思い出し、さらに気が滅入る。

疲れた…
といいつつ、しっかり女の携帯番号ゲットしましたけどな。
こっちも名刺あげたし。

でも彼女、覚えてへんやろなぁ。ベロベロすぎ。

私も 30 過ぎてもああでありたいな。ふ。