硫化水素では楽に死ねません

「硫化水素は楽に死ねる」…ネットで独り歩きするウソ – MSN産経ニュース

できるだけ多くの人の目に留まってほしいので全文転載で。

 硫化水素自殺が多発した背景には、インターネットで「簡単に作れる」「楽に死ねる」「スマートな自殺」などと、根拠のない情報が氾らんしたことがある。しかし、監察医や警察当局者は「スマートな自殺などない。後には悲惨な遺体と家族や友人の悲しみだけが残る」と話している。

 「硫化水素自殺については、ネットでは『簡単に死ねる』とか『楽に死ねる』などと、スマートな自殺であるかのように強調されているが、実際は全く違う。これほど急増した背景には、そのキャッチコピーがネットで増殖し、独り歩きしたことが要因の1つではないか」。ある警察幹部はこう指摘した。

 大阪大学法医学教室教授として数多くの死因解明に取り組んできた的(まと)場(ば)梁(りよう)次(じ)大阪府監察医事務所長は、「自殺を考える若者は、注目を浴びる華々しい死に方を選ぶ。苦しまず、スマートな方法を求めている人たちが飛びつくのではないか」という。

 的場教授はこれまでに約10例の硫化水素自殺遺体を解剖。今年に入っても2例を執刀した。

 的場所長は「硫化水素中毒死の遺体は、体内で硫化メトヘモグロビンが合成されるため、その色素の影響で、一般に腐敗色といわれる緑色に変色する。自殺後しばらくは、有毒ガスを含む遺体を取り扱うには、二次中毒被害を防ぐために防護服を着た人以外は近づけない。親族との最後のお別れも制限される。遺族に残るのは、正視に堪えかねる遺体と悲しみだけだ」と強調した。

 警察の科学捜査部門の担当者は、「純度の高い硫化水素はプラントでないと化学合成できない。個人の生半可な知識と簡単な設備でできるものではなく、手製の硫化水素では死に至るまで酸欠の窒息状態を経るので、決して楽な自殺方法でもない。他人を巻き込めば苦しんだあげく、死後でも立件される。ほかの手段も含め、自殺を考えている人は、どうか思いとどまってほしい」と話した。

マスコミはすぐにインターネットのせいにしたがるけど、
どう考えたってまだまだメディアとしてテレビのほうが
影響力あるわけで、あまりネットをしない層にまでネットで
調べるキッカケやキーワードを与えてるのはマスコミやろ。
一時の視聴率のためにセンセーショナルな報道を最優先して、
自殺や殺人の方法を事細かに説明するのは止めてほしい。
「硫化水素」って単語を出すのも嫌やったけど、
こんだけ毎日のように報道されてりゃな。

凶器だって「刃物」「鈍器」レベルでいいのに、
なんでいちいち「ダガーナイフ」だとか言い出すかなと思う。

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