すごいよ!!なっちゃん
セロリを大量に仕入れてきたので、
大好きなミネストローネを作るぜって切ってたんだけど、
ふとピクルスが食べたいなと思って。
1/3 くらい残したんだわ。
どうせ作るならってキュウリとニンジンも出してきて。
スティック状に切って浸けて冷蔵庫で寝かせてたんですよ。
ある日の帰り道。
なっちゃんからメール。
「ごはん作ったよ」
早く帰ってきたり、休みの日は時々何か作ってくれる。
カレー率が異常に高い。
「ただいま、なに作ったん?」
「カレー食べたくて早く帰ってきてん」
「(やっぱりか)ふーん」
「鶏のスープカレーやで(・∀・)」
冷蔵庫を開けるとピクルスがない。
「あれ、ジップロックに入れてた野菜は?」
「ああ、カレーに入れた」
「え」
鍋のふたを開ける。
「え」
「え」
「あれ漬物やで」
「え」
「ていうかさ、明らかに何かしてる感じやったやろ?」
「いや、長いこと忘れてるなー使わななーと思って」
「普通、確認してから使うやろー!」
「知らんがな、書いとけよー!」
「ていうセロリとニンジンはともかく、キュウリをカレーに入れるか?!」
「入れるよ!」
「適当なこと言うなー!!1」
弟帰宅。
私がぶちぶち文句を言ってるのが気に食わないのか
弟に同意を求めるなっちゃん。
「書いといてくれんと分からんやんなぁ?」
「いや、すでに漬物なってたやん」
「( ´・ω・`)……」
ほらみろおおお別に説明してなくても分かってるやんけ。
普通の人には分かるんだよ。
「まぁ、いいけどさ……」
絶対野菜切るのめんどくさかっただけやわ。
* * *
また別の日。
洗面所からなっちゃんの声。
「かいねー、ドライヤーどこー?」
「んーそこになかったら弟が持って行ってるんやろ」
「えー」
なっちゃん登場。
「え」
私の視線に気付いたのか手元を見るなっちゃん。
しばらく凹んでた。
* * *
また別の日ってか毎回。
うちの近所に結婚式場があってさ、
土日はよく祝福の鐘がなってんのよ。
あれ聞こえる度にな、
野口さんばりの含み笑いをしつつ
「破滅への第一歩……ククク……」
とかつぶやくのやめて。
ほんとにやめて。
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